発展 経営・経済学 ゲーム理論経済学教科書

ゲーム理論(新版)

岡田章

非協力ゲーム・協力ゲームを体系的に扱う、日本語のゲーム理論の標準的テキスト。ナッシュ均衡をはじめとする 解概念を、定義と証明に即して解説する。

なぜ良書か

ゲーム理論を、結論や応用例だけでなく、定義・定理・証明という理論の骨格から学べる標準的なテキスト。 「囚人のジレンマ」を雑学で終わらせず、戦略的状況を厳密に分析する道具として身につけられる。

なぜ良書か

「囚人のジレンマ」「ナッシュ均衡」は雑学としては有名だが、それを戦略的状況を分析する厳密な道具として使えるかは別の話だ。岡田『ゲーム理論』は、結論の紹介で終わらせず、解概念を定義・定理・証明のレベルから積み上げる。だから、経営戦略・組織・制度といった「相手の出方に応じて自分の最適が変わる」状況を、直感ではなく論理で分析できるようになる。文系にとっては数学的な負荷があるが、神取『ミクロ経済学の力』で土台を作っていれば十分に登れる。社会科学の方法論として、ゲーム理論を意味から理解するための一冊。

何が学べるか

  • 非協力ゲーム(ナッシュ均衡、部分ゲーム完全均衡など)の解概念
  • 協力ゲームの基礎
  • 戦略的状況を厳密にモデル化する作法

対象読者と難易度

  • 難易度:発展。 ミクロ経済学(神取等)の素地があると進みやすい。
  • 戦略・組織・制度を「戦略的相互作用」として理解したい人に。

このロードマップでの位置

ミクロ経済学ロードマップの発展。競争戦略や組織の経済学の基礎言語になる。

先に読みたい本

この本に入る前に、以下の本で土台を作っておくとスムーズ。

ミクロ経済学の力
神取道宏
中核
難易度の位置づけ
この本
I
入門
足場を固める
この本
II
中核
本論を読む
この本
III
発展
深く潜る