暗黙知と形式知の相互変換(共同化・表出化・連結化・内面化=SECI)を通じて組織的に知識が創造される過程を理論化。 ナレッジマネジメントの源流となった著作。
「組織はいかにして新しい知識を生み出すか」を、暗黙知と形式知の相互変換(SECIモデル)として理論化した世界的な古典。 日本企業の実践から普遍的な知識創造の理論を立ち上げた、経営学の数少ない“世界標準”の一つ。
経営学で「世界に輸出された日本発の理論」は数えるほどしかない。その一つが、野中・竹内の知識創造理論だ。本書の核心は、言葉にできない「暗黙知」と、言語化された「形式知」が相互に変換される過程(SECIモデル)として、組織の知識創造を捉え直したこと。個人の勘やノウハウが、どうやって組織の力になるのか——この問いに理論で答えた点で、単なるナレッジマネジメントの実務書とは一線を画す。イノベーションの「源泉」を組織のレベルで説明する理論として、イノベーション論の到達点に置ける一冊。
イノベーション論を独学するロードマップ のステップ4(発展)。『失敗の本質』の組織学習論とも響き合う。