入門 経営・経済学 経営戦略入門テキスト

経営戦略入門

網倉久永・新宅純二郎

経営戦略論の主要トピックを体系的に概観する入門テキスト。競争戦略・全社戦略・戦略実行までを、 理論的背景とともにバランスよく整理する。独学の「最初の地図」として適切。

なぜ良書か

ポジショニングと資源ベースの両方をバランスよく扱う、標準的な大学テキスト。 「わかりやすいが内容が薄い」入門書とは違い、後で原典(ポーター・バーニー)に進んでも知識が無駄にならない構成で書かれている。

なぜ良書か

入門書には二種類ある。読みやすいが、その先に繋がらない本と、読みやすく、かつ後の本格的な学習の土台になる本だ。網倉・新宅『経営戦略入門』は後者にあたる。市販の「図解でわかる戦略」系がポジショニングか資源かのどちらかに偏りがちなのに対し、本書は両方の見方をバランスよく、しかも理論的背景まで添えて整理する。だから、このあとポーターやバーニーの原典に進んだとき、「ああ、あの枠組みの話か」と接続できる。独学の出発点として、遠回りにならない一冊。

何が学べるか

  • 競争戦略・全社戦略・戦略実行という、経営戦略論の全体像
  • ポジショニング理論と資源ベース理論の位置づけと違い
  • 主要な分析フレームワークと、その理論的背景

対象読者と難易度

  • 難易度:入門。 前提知識は不要。経営戦略をこれから体系的に学ぶ人の最初の一冊。
  • 学部生、学び直しのビジネスパーソン、独学の地図がほしい人に。

読みどころ・つまずきポイント

  • 入門だからと流し読みせず、「ポジショニングと資源、という二つの軸」を意識して読むと、次のステップ(ポーター/バーニー)の理解が一気に進む。

このロードマップでの位置

経営戦略を独学するロードマップ のステップ1(入門)。ここで全体像を持ってから中核(ポーター・バーニー)へ進む。

難易度の位置づけ
この本
I
入門
足場を固める
この本
II
中核
本論を読む
この本
III
発展
深く潜る