神即自然・感情・自由を、幾何学的秩序(定義→公理→定理)に従って論証するスピノザの主著。 人間の感情と自由を、超越的な神ではなく自然の必然の中で捉え直す。
定義・公理・定理という幾何学の形式で「神・人間・自由」を論証した、近世哲学の到達点にして当メディアの名の由来。 難解だが、入門と解説で地図を持ってから挑めば、思考の様式そのものが変わる原典。
『エチカ』は、エチカ(Ethica)というこのメディアの名の由来でもある原典だ。スピノザは「神・自然・人間・自由」を、定義から公理、そして定理へと幾何学のように論証していく。この形式自体が思想で、「世界は必然の連鎖であり、その必然を理解することが自由だ」という主張を、構造で体現している。正直に言えば難解で、いきなり開いても挫折しやすい。だが、入門(『はじめてのスピノザ』)と解説(『読む人の肖像』)で地図を持ってから挑めば、読み終えたとき、ものの考え方そのものが変わる。骨太な良書を順序立てて読むことの価値を、最も鮮やかに体験できる一冊。
スピノザを読む順番 のステップ3(発展・原典)。このロードマップの到達点であり、メディア名「エチカ」の由来。
この本に入る前に、以下の本で土台を作っておくとスムーズ。