発展 数学・統計 機械学習統計的学習数理統計名著

統計的学習の基礎(The Elements of Statistical Learning)

Trevor Hastie, Robert Tibshirani, Jerome Friedman

回帰・分類から正則化・木・ブースティング・教師なし学習までを、統計的学習の枠組みで体系的に解説する機械学習の定番書。

なぜ良書か

機械学習を「ライブラリの使い方」ではなく「なぜその手法が効くのか」という統計の論理から理解するための古典。 難しいが、ここを越えると個々の手法が“統計的学習”という一枚の地図の上に並んで見える。

なぜ良書か

機械学習の入門は「scikit-learn でこう書く」式が多く、手法の“意味”が抜け落ちがちだ。『統計的学習の基礎』(ESL)は逆に、各手法が統計の論理の上でなぜ成り立つのかを一貫して説明する。線形回帰から正則化、決定木、ブースティング、教師なし学習まで、ばらばらに見える手法が「統計的学習」という一枚の地図に整理される。確かに難しく、線形代数・微積分・数理統計の素地が要る。だが文系であっても、統計の土台(久保川等)を踏んでから挑めば登れる。“計算できる”を超えて“理解している”に到達するための一冊

何が学べるか

  • 教師あり学習(回帰・分類)の統計的な基礎
  • 正則化・モデル選択・バイアス‐バリアンス
  • 木・ブースティング・教師なし学習などの手法とその論理

対象読者と難易度

  • 難易度:発展(高い)。 線形代数・微積分・数理統計が前提。
  • 機械学習を意味から理解したい人の到達点。挑む前に 機械学習ロードマップ で前提を確認。

このロードマップでの位置

機械学習の理論を“意味から”理解するロードマップ の最終ステップ(発展)。

先に読みたい本

この本に入る前に、以下の本で土台を作っておくとスムーズ。

現代数理統計学の基礎
久保川達也
中核
難易度の位置づけ
この本
I
入門
足場を固める
この本
II
中核
本論を読む
この本
III
発展
深く潜る